本好き揃いのパパママリーズが読書習慣のアイデアを語ります
とりあえずリビングと寝室に本棚を。本がいつも目に入るように
●暮らし担当パパ 副編ぷーすけ 小1息子が図書室から借りてきた『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』、読んでてちょっと泣きそうになります。息子と年中娘、共通して大好きなのが『大ピンチずかん』。寝るタイミングを失います。 読めと言われて、はいわかりました、とはならないと思うので、リビングと寝室に本棚を置いて、本が子どもたちの目に入るように、自分もすぐ本が手に取れるようにはしています。ひとりではなかなかだけど、親に読んでもらうのは好きなようで、第一段階はクリアかなと。
\今月はこの3人でトーク/ たかみー・やまみ・マロミ
マロミ 先日、読者アンケートで「自由時間が作れたら何したい?」を聞いたら1位は読書だったし、子どもに読書習慣が身につくといいなという話題もよく聞きますよね。 たかみー LEE100人隊ブログも読書記録の投稿に勢いが。どんなふうに読書を楽しんでいるのか、興味あります! やまみ わが家は夫婦と小6息子、小1娘の4人で、週末の夜、車で書店に行くのがルーティン。各々好きな本を持ち寄って購入、その後わいわいドライブするのが定番です。 マロミ やっぱりリアル書店はいいよね。小4、年長の娘とは丸善に行くと、やっぱり本への食いつきが違う! たかみー 小4息子とは池袋の三省堂書店によく行くんですけど、ポップや特設コーナーに読書欲を刺激されるみたい。本屋大賞の受賞作品にも興味を持ってました! やまみ 書店員さんのオススメは参考になりますよね。全国の書店員さんたちのXのアカウントや「#読了」をチェックして、いろんな人のオススメ本や感想コメントを見るのも大好き。作家さんや書店員さん、読書好きの方々のツイートを読んでは、よくそのままポチってます。 たかみー 読了ツイートっておもしろいですよね。アウトプットもして、積極的に読書を楽しむ人が増えている印象が。 マロミ 発信はしてないけど、読書で気になったことはマイノートに書き留めるようにしてるよ。本を読んだだけだとすぐ忘れて、自分の身にならないような気がして。 やまみ すごい! それって小説とかもですか? マロミ 空いた時間に読みやすい実用書とかエッセイが多いかな。本は本棚にまとめずに、食卓近くや洗面所、家のあちこちに散らばせておくように。隙間時間ができたときに手に取って読めるようになって、読書量が増えたよ。 やまみ それなら子どもも気軽に読めそうですね! マロミ あとは夜ベッドで各自、本を読むのも習慣に。枕元に壁付けの読書灯を取り付けたところ。娘も寝る前に「自分時間過ごそ~」と言いながら、本を持ち込んでる(笑)。 やまみ&たかみー かわいい~~!! やまみ 小学生の子どもたちはどんな本を読んでます? たかみー 息子はドラマをけっこう観るので、ネタバレを求めて原作を欲しがります。最近は『笑うマトリョーシカ』を買ってました。大人向け?と、ちと心配ですが(笑)。 やまみ 映像から入るのはスムーズでいいですよね。息子もYouTubeから雨穴さんの『変な家』にドハマり。 マロミ 下の子、朝起きてすぐに『ドラえもん』を読み始めるくらい、大の漫画好き(笑)。『スラムダンク』の新装再編版を買ったときは、家族で盛り上がれたのがすごく新鮮だったなぁ。4人で同じ本を読めたのがうれしくて。 やまみ 漫画の力ですよね。うちは今『ブラック・ジャック』に息子が夢中で。自分が子どものとき感動した漫画に、時を経て息子が感動しているって不思議だなぁって。 マロミ うんうん。親子で一緒に感動できたり楽しめる名作漫画はやっぱりはずせない! 読書の鉄板だね。 Staff Credit 取材・文/高見澤恵美 こちらは2024年LEE10月号(9/6発売)「神保町パパママリーズ」に掲載の記事です。