児童扶養手当を11月分から拡充 低所得ひとり親世帯向け
低所得のひとり親世帯に支給する児童扶養手当が11月分から拡充された。経済的な支援の一環。対象の年収要件を引き上げたほか、子どもが3人以上いる世帯の加算を増額した。12月分と合わせて2025年1月に支給される。 【イメージ】「子育て支援金」新たな負担 1人当たり月平均の金額は
児童扶養手当は、子どもが18歳に達する年度末まで受け取れる。親の収入などで金額は異なり、子ども1人の世帯は月最大4万5500円。2人目以降は加算される。 子ども1人の場合で見ると、最大額を受け取れる「全部支給」について、年収上限の目安を従来の「160万円」から「190万円」に引き上げた。「一部支給」の年収上限も「365万円」から「385万円」に見直した。