巨人・丸佳浩 4000万円増の3・2億円でサイン 外野手争いに「若い選手に負けないように」
巨人・丸佳浩外野手(35)が21日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円アップの年俸3億2000万円でサインした。(金額は推定)。 変動制の2年契約1年目の今季は4月下旬から1番に定着。138試合で打率・278、チーム2位の14本塁打、45打点でリーグ優勝に貢献した。「1番としてチームを引っ張ってもらって非常に助かったという言葉もいただいた。困ったときのベテランは本当に頼りになるというお話もいただいたので、本当にうれしく思います」と笑みを浮かべた。 しかし、CSファイナルステージでDeNAに破れ、日本シリーズ進出は逃した。「非常に悔しい思いをした。連覇、日本一を目標に自主トレ、キャンプを頑張っていきたい」と自身初の日本一達成を掲げ、外野手争いについて浅野、佐々木、萩尾らの名を挙げ「生きのいい外野手はたくさん出てきていますから、そういう若い選手に負けないように、僕の中ではレギュラーをつかめるようにまた来年頑張りたい」と気を引き締めた。 通算2000安打まで158本。来季18年目を迎えるベテランは「今、そうかと思ったくらい。来年、フルで出続けて、いけるかどうかという感じなので、自分の中で片隅にもなかった。まだまだ現役でやっていきたいですし、そのためにも、ここから先は1年1年しっかりしたものを出し続けるしかないと思っている。あと10本くらいになったら、盛り上げていただいて」と語った。