【ロッテ】“マリンの申し子”ソフトバンクFA・石川柊太の獲得発表「覚悟と勇気を持って戦っていきます」
ロッテは11日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した石川柊太投手の獲得を発表した。石川は球団を通じ、「このたび、野球人生の次のステージを千葉ロッテマリーンズさんでスタートさせていただくことが決まりました。これまで携わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。リーグ優勝、日本一を達成し、吉井監督を胴上げし、ファンの皆様に喜んでいただけるピッチングをする覚悟と勇気を持って戦っていきます」とコメントした。 先月30日には都内で初交渉し、吉井理人監督の同席のもと、他球団と同規模の3年総額6億円程度の条件を提示したとみられており、ソフトバンクや巨人、ヤクルト、オリックスら5球団による激しい争奪戦となったが、石川は最終的にはロッテを選んだ。 20年の最多勝と最高勝率の2冠右腕。年俸1億2000万円はCランクとみられ、人的、金銭ともに補償不要。ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムとの相性もよく、18年5月から7連勝中の“マリンの申し子”だ。 今月9日には今季10勝を挙げた佐々木朗希投手のポスティングシステムによるメジャー挑戦の容認を発表。チームは、計111イニングで防御率2・35をマークした剛腕が抜けた穴埋めが急務だった。 吉井監督は球団を通じ、「前からすごいピッチャーと思いながら、みていました。マリーンズのローテーションの柱の一人として、大いに期待をしています。特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団をしていただけることが決まり、とても嬉しく、そして頼もしく思います」と、コメントした。
報知新聞社