全国高校駅伝福岡県代表は男子が「想定外展開」大牟田 女子は「良い滑り出し」筑紫女学園
京都市で12月に行われる全国高校駅伝の出場権を懸けた福岡県大会(福岡県高校体育連盟など主催、西日本新聞社など後援)が3日、同県嘉麻市の嘉穂総合運動公園の陸上競技場を発着点に開かれた。男子(7区間42・195キロ)は32校が参加し、大牟田が2時間6分15秒で、2年連続41回目の制覇。女子(5区間21・0975キロ)は24校が出場し、筑紫女学園が1時間10分16秒で、2年ぶり28回目の優勝を果たした。 ■ピンクのユニホームで快走するドルーリー朱瑛里【写真】 大牟田は、1区の野田顕臣(3年)がトップに立ち、2区以降も先頭を譲ることなくゴール。藤吉寿行監督は「首位を一度も譲らない展開は想定外だった。部員全員が力を合わせた結果。都大路への切符をつかんでくれてほっとしている」と選手をねぎらった。 筑紫女学園は1区の金森詩絵菜(3年)が首位でたすきをつないで勢いを付けると、2区以降も全員が区間賞の走りを見せて圧倒した。長尾育子監督は「1区から良い滑り出しだった。都大路に向けて、もう一段階レベルを上げられるよう調整したい」と述べた。 男女の上位3校は、16日に宮崎県で開かれる九州大会に出場する。
西日本新聞社