暗号資産の悪い面ばかりをメディアが好む理由
トランプ氏と暗号資産の親和性
これがおそらく、トランプ次期大統領が暗号資産と親和性を持つ理由となっている。トランプ氏と暗号資産業界は、しばしば誤解されたり、コンテクストを無視して扱われる。「MAGA(Make America Great Again)」と同様に、一部の暗号資産関係者が業界全体と混同され、責任をなすりつけるターゲットを探している人々は安易なスケープゴートを見つける。暗号資産ネイティブがこれほどまでに誤解されていると感じている理由も説明できる。 確かに、無政府主義を支持する暗号資産所有者や、規制のない市場を私利私欲のために悪用する者もいる。前回サイクルの終盤の失敗で、メインストリームメディアが悲観論に傾いたため、多くの人が「The Worst of Crypto Is Yet to Come(暗号資産の最悪な時代はまだこれからだ)」と考えることも納得できる。 しかし、ステーブルコイン、DeFi、DePINにおけるリアルなユースケースは次々と登場しており、暗号資産にとって最高の時代もまだこれからであることは明らかだ。 |翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部|画像:Shutterstock|原文:Why the Media Loves the Worst of Crypto
CoinDesk Japan 編集部