ゴールドマン、今後1年の米リセッション確率を15%に引き下げ
(ブルームバーグ): 米ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストは、先週発表された9月の米雇用統計が良好だったことを受け、米国が今後1年でリセッション(景気後退)に陥る確率を15%と、長期的な平均値と同じ水準まで戻した。
ゴールドマンは8月上旬にリセッション確率を15%から25%に引き上げていた。その後、同月中旬には20%へ引き下げていた。
9月の米雇用統計によれば、非農業部門雇用者数は前月比25万4000人増と、市場予想を上回り、失業率は4.1%に低下した。
チーフエコノミスト、ヤン・ハッチウス氏は6日遅くの顧客向けリポートで、雇用統計は米金融政策当局が11月に利下げペースを25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)へ減速させるとの「われわれの確信を強めた」と述べた。
原題:Goldman Cuts Probability of US Recession in Next Year to 15%
(抜粋)
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Simon Kennedy