ヌートバー 来年の一字は「力」 アディダス社イベントで少年野球チームと交流会 緊張で泣く子も…
来日中のカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が10日、東京渋谷区で「アディダス ジャパン」のイベントに出演。来年の一文字を「力」と決め、ファンの前で発表した。「精神面でも肉体面でも力は必要。とてもいい言葉」と説明した。 1番打者として世界一奪還に貢献した23年WBCに続き、1年3カ月後に迫った26年大会への参加を熱望している。「ペッパーミル」ポーズも社会現象となった。今季は左脇腹痛など2度のケガに悩まされ、109試合の出場で打率・244、12本塁打。WBCを連覇するためにも、オフに準備を進めていく。 母親の久美子さんが埼玉県東松山市出身であることから、少年野球の「松山西ジャイアンツ」の小学生との交流会を実施。ワンポイントレッスンを行った。外角球の打ち方を質問され、実際にバットを持ってスイングの軌道を披露。「内側から腕をたたんで、巻き込まないように、ショートの頭を越えるような打球が好ましい。まだまだ自分もできないので、お互いに練習しましょう」とアドバイスし、手ほどきも加えていた。 対面に感動した緊張から泣き出す小学生もいたが、優しいハグで落ち着かせる場面もあった。