【ボクシング】37歳の元RISEファイター緑川創が転向初戦「今しかチャンスがないと」
立ち技打撃格闘技RISEなどを主戦場としていた元キックボクサーの緑川創(37=EBISU K.s BOX)が31日に東京・後楽園ホールでボクシング転向初戦を迎える。志成ジム興行LifeTime Boxing Fights24大会の第3試合で、ワン・ダソン(26=中国)と71・0キロ契約体重6回戦で対戦。70・3キロでパスしたワンに対し、緑川は70・9キロでクリアし「今しかチャンスがないと思った」とボクシング転向への意気込みを口にした。 キックボクシングは23年2月の海人戦が引退試合となった。キックでは05年に新日本キックでデビューし、中量級のエースとして活躍。14年2月には元K-1ワールドMAX王者アンディ・サワー(オランダ)に判定勝利した経験がある。キック戦士としては完全燃焼したものの、元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志氏からの打撃指導をなどを通じて「ずっとボクシングをやりたいと思っていた」と胸に秘める思いを実現するための転向だったという。 キック引退試合以来、約1年8カ月ぶりの計量を終えて心機一転の“戦場”となる。緑川は「試合したかった」との熱い気持ちをボクシングのリングでぶつけることになる。 同興行はABEMAで31日午後6時からライブ配信される。