日本ハム・石井“珍特訓”腹ばい捕球 ダイビング時に肘曲がる癖直す 谷内コーチ「守備範囲もっと広がる」
「日本ハム秋季キャンプ」(3日、エスコンフィールド) ほぼ全選手が引き揚げたグラウンドで不思議な光景が繰り広げられた。うつぶせになってグラブを付けた左腕を伸ばす日本ハム・石井。谷内内野守備走塁コーチが投げるボールに、さらに腕を伸ばして捕球を試みる。詰めかけた1万5000人のファンの視線を浴びながらの居残り珍特訓だった。 谷内コーチは「(ダイビングの際に)肘が曲がっちゃう癖がある。先に腕を伸ばしたところから(グラブに)入る感覚が出てきたら」と狙いを明かす。「背筋使ったら?」のアドバイスに石井は「意外と届きますね」と話したという。 珍特訓は続く。今度はうつぶせ捕球後に右足から立ち上がって素早く送球する練習を繰り返す。一連の練習を「思いついた」と話す谷内コーチ。「守備範囲がもっと広がるんじゃないか」とその効果に期待した。