生成AIへの期待、1位は文章生成、2位はパワポ作成…「秘書サポート」や「営業活動」まで広がる可能性【全国企業の社員1,000件の回答に基づく調査結果】
業務での利用は「文章の要約」が半数近く
生成AIを利用している人を対象に、アンケートで「どのような業務で利用しているか」と聞いたところ、「文章の要約」で45.7%だった(複数回答)。「文章のチェック」も39.1%と文章作成に関連する回答が全体の約4割に達した。「情報収集・調査」も40.4%にのぼり、生成AIを検索サービスの代わりに使っている様子がうかがえた。 「企画書の作成」(28.5%)、「稟議書の作成」(23.8%)、「稟議書、企画書以外の文書の作成」(25.2%)などの回答も2割以上の比率を占めた。「アイデア出し」との答えも27.8%に達した。こうした回答からは、会社員がすでに実務の一部を生成AIで代替していることが推測される。「エクセルの関数やコードの生成」(17.2%)、「動画、画像の生成」(10.6%)との回答もあった。 生成AIの活用が進むことで、企業の業務効率化はますます加速し、社員はより戦略的で創造的なタスクに注力できる環境が整っていくと期待される。文章作成や資料作成、アイデア出しから動画生成まで多岐にわたる生成AIの可能性が、ビジネスの現場に新たな価値を提供し続けるだろう。
日高 広太郎
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