「米のとぎ汁」でエイジングケア!肌にもたらす5つのメリットや使用すべきではない肌タイプを米皮膚科医が解説
ニキビ、皺、シミを防いで肌を守るスキンケア製品を模索中の人は、自宅のキッチン棚に有力な解決策が潜んでいるかも。そう、何世紀にもわたって中国や日本の文化で基礎食品とされてきた米の「とぎ汁」が、最近ではソーシャルメディアで肌に大変よいと話題に! 多くのユーザーたちは、米のとぎ汁をスキンケアに活用するメリットについて絶賛している。 【写真】「太るから…」と控えていたお米を食べるようになって起きた5つの変化 とはいえ、「米のとぎ汁が肌や髪にもたらす真の利点に関する科学的根拠は十分にありません」と説明するのは、皮膚科専門医のアナ・カープ医学博士。でも、だからといってすべてのいい評判に価値がないわけではない。「これらのメリットを裏付けるような臨床研究やデータがないにしても、“長年使われてきた治療法”であるという事実が物語っていると言えるでしょう」と話すのは、皮膚科専門医のブレア・マーフィー=ローズ医学博士。 今のスキンケアをアップグレードさせたいなら、米のとぎ汁が肌にもたらす効果とその活用法について知っておく価値がある。アメリカ版ウィメンズへルスからさっそく学んでいこう! ※本記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。
米のとぎ汁が肌にもたらす効能とは?
米のとぎ汁にはビタミン、ミネラル、アミノ酸、抗酸化物質が含まれていることから、数多くのメリットがあると言われている。でも前述した通り、米のとぎ汁の効果を示す臨床研究の数は少ない。 「米のとぎ汁のようなものに、臨床的な注目があまり集まりません。米のとぎ汁の効果を研究するための臨床試験に資金提供する人がいないからです」とマーフィー=ローズ医学博士。「多くの人が称する効果を裏付けるにはやはり研究が必要ですが、そのような効能が存在している可能性は十分にあると考えられます。少なくとも、経験談としては実際に効果がみられています」。一般的によく知られている、米のとぎ汁を肌に使用する効能は以下のとおり。