先週の流入額上位-「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が4週ぶりトップ
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年11月5日-8日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が10月7日-11日以来、4週ぶりのトップとなった。 同ファンドは759億円の純資金流入となり、先々週(10月28日-11月1日)の4位からランクアップした。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」が先々週に続いてトップ10入りした。 先週新たにランクインしたのは、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)、「iFreeNEXT FANG+インデックス」、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・オールカントリー)の4ファンド。「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は9月30日-10月4日以来、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」と「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」は10月7日-11日以来、「iFreeNEXT FANG+インデックス」は8月13日-16日以来のランクインとなった。 一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「グローバル・オポチュニティ・パートナーズ・ファンド」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」、「野村 ブラックロック世界優良企業厳選ファンドBコース」、「Tracers S&P500ゴールドプラス」がランク外となった。
武石謙作