H3・3号機、6月30日打ち上げ 衛星「だいち4号」搭載 JAXA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、先進レーダー衛星「だいち4号」を搭載したH3ロケット3号機を、6月30日に鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。打ち上げ予定時間帯は午後0時6分42秒から同19分34秒の間。 【写真特集】人類を再び月面へ 「アルテミス計画」 だいち4号は、2014年に打ち上げられた「だいち2号」の後継機で、三菱電機とJAXAが開発。夜間や悪天候でも観測可能なレーダーを搭載し、地震や火山活動などによる地盤の隆起や沈降を観測できるほか、災害時には被災状況の迅速な把握が可能になる。 H3はJAXAと三菱重工業が開発した新たな基幹ロケット。1号機は昨年3月、打ち上げに失敗したが、今年2月の2号機で初めて成功した。