高岡一8強入り 富山一、富山北部は敗退 北信越高校野球
第151回北信越高校野球大会第1日(12日・石川県立野球場ほか=北國新聞社後援)16校が出場して1回戦が行われ、富山県勢は高岡一(富山3位)が金沢(石川1位)を5―2で破り、ベスト8に進出した。富山一(富山1位)は航空石川(石川3位)に1―6で敗れ、富山北部(富山2位)は小松工(石川2位)に延長十一回タイブレークの末、7―8で競り負けた。 【写真】【富山一―航空石川】先発した富山一の岩寺=石川県立野球場 13日の準々決勝で、高岡一は大野(福井3位)と午前10時から石川県立野球場で対戦する。 ●富山一・福田主将「実力不足」 富山一は航空石川に6安打に抑えられ、相手の暴投で1点を返すにとどまった。主将の福田一颯(2年)は「実力不足。相手のミスから点数につなげたかったが、相手が何枚も上手だった」と認めた。 「守備もバッティングも、全体的なレベルアップが必要」と福田。先発した背番号1の岩寺翔義(2年)は三回に1死満塁から3点二塁打を浴びて先制を許し、「2ボールから甘い真っすぐを打たれた。投げきれなかったことが自分の弱さ」と受け止めた。 相手に流れを作られ、野口仁監督は「いい勉強になった。長打より、打つべきところでしっかり打てるようにしないといけない」と来年の夏を見据えた。 航空石川は九回の守備で1死から氷見市出身の長井孝誠(2年)が2番手でマウンドに上がり、打者2人を打ち取った。 ▽1回戦 高岡一001220000―5 金沢 001010000―2 (高)髙原―亀嶋(金)佐原、西木戸、能美―大関、横井 富山一 000001000―1 航空石川00300003X―6 (富)岩寺、和泉―福田(航)蜂谷、長井―大橋、藤本▽二塁打 北川、吉田、菅野(航) 富山北部 40001000011―7 00000000512x―8 小松工 (延長十一回タイブレーク) (富)船屋、石黒、長濱―山岸(小)宮西―北本▽三塁打 曽我(富)東大(小)▽二塁打 東大(小)