磐城が追いつくも、国士舘がすぐさま勝ち越し 1点差で終盤へ 交流試合
◇2020年甲子園高校野球交流試合 磐城―国士舘(15日・甲子園) 先発は、磐城が昨秋の公式戦で最速140キロを超える直球などで防御率0.90と抜群の安定感を誇った沖、国士舘が186センチの長身右腕・中西。 【写真】試合前、ノックする磐城の木村保前監督 磐城は二回表、小川のヒットや四球で無死満塁の好機を迎えると、ダブルプレーの間に1人生還し、まず1点。さらに、沖がライト前にタイムリーヒットを放ち、計2点を先制した。 国士舘は三回裏、無死一、三塁で門田のバントを磐城先発・沖が一塁へ悪送球。三塁走者が還り1点。続く水村がライトへ2点タイムリーヒットを放ち、一気に逆転した。 磐城は六回表、市毛のセンターへのヒットなどで2死一、二塁の好機。草野がセンター前へはじき返し、二塁から市毛が一気に本塁を突き、同点に追いついた。 その裏、国士舘は、連打で無死一、三塁にすると、犠牲フライで1点を勝ち越した。 ◇磐城 木村前監督と聖地に 2019年の秋季東京大会で連覇を果たした強豪・国士舘から、磐城が先制した。春のセンバツで、ナインとともに甲子園の土を踏む予定だった前監督の木村保さんは、3月末に離任。4月からは新体制となったものの、この日は試合前のノッカーを務め、生徒たちを最高の形で送り出した。 ◇全16試合をライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。