民間ロケット市場の改革へ 堀江貴文氏が会見(全文2完)ディープスペースに行けるロケット開発も
ゴーン氏に対するコメントをお願いしたい
さて、皆さんご待望のゴーンさんの話をしましょうか。僕は検察官じゃないので彼の容疑とか実際やったことに関しての情報はほとんど持っていませんので、彼が本当に有罪なのか無罪なのかっていうのは分かりません。ただ今回の件は明らかに言えることは、新しく始まった司法取引制度を検察が使いたくて、その使いたい一番最初のでかい案件として日産から持ち込まれたであろうカルロス・ゴーン氏の案件を使ったんだろうなというふうに思いました。 司法取引は実は本当に前回の司法制度改革から導入された制度なんですけれども、欧米諸国の司法取引制度と大きく違うところは、主犯格の人は司法取引制度を使えないんですけど共犯者の人は使えるという、片側だけが使える制度になっています。なので主犯格の人も使えるので、例えばですよ、皆さんおそらくご存じだと思うんですけど『ウルフ・オブ・ウォールストリート』という映画があって、あの主人公、実在の人物なんですけれども、彼の刑期はその司法取引制度を使ったおかげで2年6カ月だったんですね。ちなみに僕も2年6カ月です。僕も映画見ましたけど、あれで俺と一緒かってびっくりしました。僕も日本にああいう司法取引制度があったら利用していたと思います。 カルロス・ゴーン氏の話に戻ると、僕はこの司法取引制度が非常に危険だということで、衆議院の法務委員会にも証人として出席して、この制度の導入に反対だという意見を表明したんですけれども、それぐらい危険な制度で。つまりカルロス・ゴーンさんは、部下の日産の方々からゴーンが全部悪いっていうふうに言って、ほかの人たちは起訴すら、逮捕も起訴もされなかったりとかしたわけですけど、ゴーンさんは彼らの証言を受けて、司法取引を使ったりとかして、例えば妥協をするとかそういったことが一切できずに一方的に追い詰められるだけになっています。 今後の予測なんですけれども、全て無罪にならない限りは、有罪判決が出たとするとかなり厳しい判決が出るであろうと。まだ裁判も始まっていませんので、おそらく始まるのは今年の末から来年にかけて。最初の判決が出るのに今から1年半から2年ぐらい掛かるだろうと。当然そのあと高裁、最高裁と争うでしょうから、そうするともうこれから7~8年は掛かるだろうと。もしそこ有罪判決が出るとすると5年は下らないだろうなと思いますので、彼がもし有罪判決を受けたとしたら出てくるのは15年以上先。彼、今、六十何歳ですかね。だから80歳近くなってしまうであろうと。それまで気力が持つかどうか、他人事ながら心配ではあります。 堀江:そろそろ僕、行かなきゃいけない。 司会:(英語) 堀江:Wow, thank you. 司会:(英語) 堀江:Okay. ありがとうございます。すいません、ありがとうございました。 (完)【書き起こし】民間ロケット市場の改革へ 堀江貴文氏が会見