【凱旋門賞】シンエンペラーにC・デムーロ「勝つチャンスある」全兄の主戦背に1週前追い
「凱旋門賞・仏G1」(10月6日、パリロンシャン) 愛チャンピオンS3着のシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作)が27日、凱旋門賞・G1(10月6日、仏パリロンシャン)に向け、滞在先の仏エーグル調教場の芝コースでC・デムーロ(レースは坂井)が騎乗して1週前追い切りを行った。 C・デムーロは同馬の全兄で20年の凱旋門賞覇者ソットサスの主戦騎手。「重い馬場も大丈夫だと思います。ソットサスに似て少し遊ぶようなところも見られましたが、(自身が騎乗した)過去の凱旋門賞馬と比較しても、この馬にも十分勝つチャンスはあると思います」と高評価を与えた。岡助手は「C・デムーロ騎手から前回よりもいい感触だったという話も聞けましたし、愛チャンピオンSを使ったことで状態が上がってきているということはいいことだと思います」と手応えを語った。