【別府競輪(モーニング)FⅡ】中近ラインが久留米ラインに 佐藤健太と角令央奈が5年ぶり連係
<6日・別府競輪・前検日> 角令央奈と佐藤健太の久留米同学年コンビが、久々に連係する。2人とも、「以前、連係したことがあるんですよ。中近ラインでしたけど」とそのことを記憶していた。 2人がS級だった2019年9月5日の伊東FⅠで連係。佐藤が逃げたが島川将貴に捲られて失速。マークした角が7着、佐藤8着だった。昨年2月に兵庫から福岡に移籍した角が「今回は自分が前で自在に走ります」と先頭を買って出た。 佐藤は17年に福岡から愛知に移籍し、20年11月に福岡に出戻った。「当時はまだ先行していましたからね」と、その伊東での坂木田雄介とのもがき合いを振り返った。 「そこからは左脚に力が入らない状態になって、チャレンジまで落ちた。前を走ってくれる選手のおかげでS級に戻れます」。来期はその19年後期以来のS級復帰。どん底を味わっただけに感慨深げだ。 今期も93点台で、失格などがなければS級点を確保できそうだ。「でもまだ納得はしていない。もっと体調を戻して、もっと強くなれるはず」。S級では今までS級キープの点が取れていない。「子どもも生まれたし、とにかく頑張りたいです」。S級定着を目指して状態を上げていく。