福島原発2号機の原子炉直下に「黒い塊」東電が会見(全文1)安全性は確認済
PCV内部調査のA2調査についての説明
岡村:福島会場さん。 司会(福島):はい、聞こえますでしょうか。 岡村:はい、聞こえます。ご準備いかがですか。 司会(福島):はい、では、ちょっとまだ全部が出そろったわけではないんですけれども、取りあえず始めていただいて結構でございますので、よろしくお願いいたします。 岡村:はい。それでは本社会場もお手元に資料をお配りいただけましたようなので、確認させていただきます。参考資料ですけれども、先ほど映像が先行いたしましたけれども、ペデスタル内の実施結果ということで、PowerPoint、1ページ目でございますけれども、本日の調査範囲ということでX-6のペネ、左端のフランジのところに装置がもう組み込まれてあって、そこから長い、ロッドタイプですね、そちらのカメラを中に入れたということになります。 1ページおめくりいただきまして、2ページになりますけれども、こちらのステップ5というのが今日の映像の装置になります。それから。 司会(本社):まだ入ってない。まだ準備してる。 岡村:どうも失礼しました。それから、3ページになりますと、このペデスタルの中の事前調査結果ということで、表示がありますけれども、CRDのレール。 大変失礼しました。ちょっとお待ちください。ちょっと手違いがありました。 男性:(※判別できず)が1枚しかきてないです。 岡村:すいません。大変失礼いたしました。勘違いいたしました。1枚ものの資料が今、お手元にあるということで理解しましたので、大変失礼しました。説明の、今、資料を替えさせていただきたいと思います。 1枚ものの資料、PCV内部調査のA2調査ということでご説明させていただきますが、PowerPointが2枚を1枚ものにくっ付けたものがあります。左の写真ですけれども、これが合成写真になっていまして、これは5号機、1Fの5号機で撮影された写真を組み合わせて、カメラでペデスタルの中の入口からのぞき込むと。カメラといいますか、人の目線でのぞき込むとこんなような見方ができるというものがこの組み合わせ写真。 その右上に写真が1枚、2枚、それから下のページも、全部で4枚、貼っておりますけれども、こちらの写真につきまして、それぞれ5号機の当該箇所に、青の引き込み線で飛ばしています。CRDのスロット部、ここからCRDを交換するためにこのグレーチングという足場に穴が開いている箇所が右上です。スロットの開口部が見えております。 それから、上の写真の下半分、そちらは、手前側、CRDレールの端部というふうに、左の写真ですと示してありますけれども、そちらのすぐ直上の、三角形になってるグレーチングがございます。そのすぐ左側ですね、そちらの場所に飛んでおりますけれども、そちらの部分は、グレーチングがないということ、それからその周り、フラットバーというふうに書いてあります、いわゆるグレーチングを支える骨組みのようなものがあります。そういったところの上部に堆積物がたまっているというような情報が、こちらから読み取れるということになります。 このフラットバーといいますのは、ちょっと先ほど、動画のときに私、説明、間違えましたけれども、高さ9センチの垂直に立った鉄板が、このグレーチングを支えている骨組みのところに立っています。立ち上がっています。通称、われわれ現場のほうではトラテープといいますけど、黄色と黒のテープがその側面に貼ってあると。高さ9センチのものが、この脇に起立してるということになります。それが今、フラットバーというふうにキャプションが飛んでいますけれども、そのところのエリアの写真が右上の下部ですね。下側のところです。 それから、2ページ目になりますと、こちらが同じくグレーチング、CRDレールの端部の右側サイド、フラットバーの右側になります。あと、このフラットバーは高さ9センチありますので、もともとも今後、入れるサソリのロボットですとか、そういったところは乗り越える設計にはなっていません。ですので、ここが1つの境界線上になっていまして、その右側のグレーチングがPowerPointの2ページ目、2ページ下側の、下の写真になります。堆積物がグレーチングの上に振り重なっていて、若干、目地が、ピッチが見えるということになります。 それから、その上を見上げた写真ですけれども、PowerPointの2ページ目の上の写真ですね、PIPというふうに書いてありますけれども、これは制御棒駆動機構に付いています、制御棒の位置を測定する計測のケーブルがありますけれども、そういったものが見えます。 動画のほうではより鮮明だったかもしれませんが、制御棒駆動機構のこういった制御ケーブル、信号ケーブルのようなものは比較的、被覆等も残っているという、大きな損壊、あるいは被覆がむき出しになって芯線が出ていると、そういうような状況ではないというような情報がここから読み取ることができると思っております。 今、お配りした資料のご説明は以上でございます。 司会(本社):すいません、あと1部、資料がございます。こちらのほうは今、準備しておりますので、今しばらくお待ちください。