【からつボート(モーニング)一般】高憧四季〝四季折々〟の花を咲かせる
<24日・からつボート・2日目> 【狙い目】 高憧四季はもがいていた。初日の1走は6着大敗。この日前半もインから4着と苦戦の連続に「ターンがしづらいし、今の足が分かっていないです」。ピットでは誰よりも時間をかけて、ペラ調整に没頭した。 すると後半、舟足は変わり身を見せ、スリットから勢いよく伸びた。まくりには行けなかったが、きっちり最内を差すと、道中の激しい競り合いを制し、うれしい今節初白星をつかんだ。「足はいいですね。直線もターン回りも良かったです」と話す表情もそれまでと一変した。 昨年3月に下関でデビュー初V。ただ、以降は勝ち切れない日々が続く。「やっぱり悩んでいます」と本音がぽつり。それでも、「今期(5~10月)は来期(11月~)に活躍するための準備期間と思って臨んでいます」。努力は必ず報われる。四季折々に咲く花のように、華麗に舞う日を楽しみに待ちたい。 ▼8R 高憧が伸びの良さを生かして一気にまくり切る。5―16―136。