日本女子、16歳で引退→復帰した“元天才少女”と再会 「私のお気に入り」坂本花織との友情シーン
GPシリーズ第2戦スケートカナダ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・スケートカナダは26日(日本時間27日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(シスメックス)が126.24点をマーク。合計201.21点で優勝した。その舞台裏で、坂本と現役引退から復帰した米国選手との邂逅(かいこう)が話題となっている。 【画像】「スケート選手の友情大好き!」 坂本花織が現役復帰のアリサ・リウと話し込む実際の様子 SPを終えた後の一幕。坂本が立ち止まって会話を交わしたのは、19歳のアリサ・リウだった。リウは、13歳だった2019年に史上最年少で全米選手権優勝。天才少女として脚光を浴びると、2022年の北京五輪では7位入賞。同年3月の世界選手権でも3位に入ったが、その直後に自身のインスタグラムで、僅か16歳での競技引退を発表。今年3月に現役復帰していた。 海外専門メディア「ゴールデンスケート」公式インスタグラムは、「2022年世界選手権のメダリスト同士 アリサ・リウとカオリ・サカモトがスケートカナダで1位、2位につけたショートプログラムを終え、共に過ごす」と記して、SP後の2人の写真を投稿。リウは嬉しそうな表情で、身振り手振りを交えながら、坂本と話し込んでいる。 この投稿には海外ファンも反応し、コメント欄では「スケート選手の友情大好き!」「私のお気に入り」「スーパースターズ」「あぅぅぅ この友情」などの声があがっていた。 リウは、名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校に通いながら、本格的に競技復帰。今月上旬にハンガリーで行われたチャレンジャーシリーズ・ブダペスト杯では、女子シングルで優勝を果たした。GPシリーズ復帰戦となった今大会では、SPで坂本に次ぐ2位発進。フリーで順位を落とし、最終的には6位となったものの、今後の活躍が期待されている。
THE ANSWER編集部