大谷選手が3度目の満票MVP受賞 左肩手術のその後は?来季の二刀流はどうなる?【Nスタ解説】
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メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が2年連続3回目のMVPを受賞。史上初づくしの快挙となりました。 【写真を見る】MVP受賞の瞬間 大谷選手を真美子さん、デコピンそろって祝福 ■大谷翔平選手 史上初づくしのMVP 南波雅俊キャスター: 大谷選手は、満票でのMVP受賞は3度目で、これが “史上初”となります。 2021年、2023年に満票でMVPを獲得したのは二刀流のときでしたけれども、今シーズンは(盗塁もありましたが)バッティングのみで、満票での受賞となりました。 そして、“史上初” はまだまだあります。 まず、指名打者の受賞は史上初めてです。指名打者というのは、守備につかずにバッティング、つまり打って走るということにのみ専念するので、守備などの貢献がない分、MVPに選ばれにくいということがありました。今回の大谷選手は、攻撃面のみで選ばれており、これは史上初のことです。 それから、「両リーグ2年連続受賞」というのも初めてです。 ア・リーグのエンジェルスからナ・リーグのドジャースに移籍し、今年はプレー環境が変わって、そこに適応しなくてはいけないという難しい状況の中での受賞。これはものすごいことです。 ■大谷選手 偉業達成で何を語った? 南波キャスター: 大谷選手はMVPの獲得を受け、「新しいチームに来て、チームの一員としてファンの人たちやチームメイトに認められたいという思いでやってきた」とコメントしています。 また、「サイ・ヤング賞(ピッチャーにおけるMLBの最高賞)を、次は狙っていきますか?」という質問に対しては「まずはしっかり復帰して、更に強くなったパフォーマンスを出して、自信を持ってマウンドにあがるのが目標です」とコメントしています。 日比麻音子キャスター: これは誰も文句なしのMVPだったのかなと思いますが、いかがでしょう? 歴史・時代小説家 永井紗耶子さん: 私あまり野球は詳しくないんですけど、大谷選手の活躍を見ていると、惚れ惚れするというか。 私は歴史小説を書いてるのですが、よく資料とかを読んでいて、「こんなにすごい働きをする武将がいるわけないじゃん」って勝手に思うこともあるんですけど、大谷選手を見ていると、「こういう人だったのかな」と思います。 バットを振ったときの勢いとかかっこよさは、惚れ惚れと見てしまうので、あまり野球に詳しくない人間も夢中にさせたという感じがしますね。