相場の"過熱感"指標が指し示す「日経平均4万円」への道
画像を拡大日経平均株価の日足チャート
2月22日、ついに日経平均株価は過去最高値を更新し、史上初となる3万9000円台に乗せて取引を終えた。1989年12月29日に3万8915円87銭の過去最高値をつけてから、約34年ぶりとなる高値更新だ。さらに史上初となる3万9000円台に乗せるという“おまけ”までついており、出来過ぎの2024年前半の値動きといえる。 実際に過去最高値を更新してしまうと、「さらに株価の上昇が続くのではないか」という期待が高まる一方で、「そろそろ上昇が一服するのではないか」といった懸念も出てくると思われる。株価の上昇もいずれどこかで一服することを考えると、その水準を知りたくなるところだ。 そこで今回は、トレンドだけではなく、高値をつける可能性がある水準を教えてくれるテクニカル指標を使って分析したいと思う。
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福永 博之