友人とツーリングをしたいと考えています。費用はなるべく抑えたく、高速道路の「安い時間帯」が知りたいです。
ツーリングは、普段とは違った景色を眺められたり、非日常を感じられたりするため、リフレッシュにぴったりです。しかし、高速道路を利用する際に、気になるのが交通費用です。県をまたいでドライブする場合に、できる限り高速料金を抑えたいと考える方もいるでしょう。今回は、ツーリングを行う際に、費用を抑えられる「ETC割引」について紹介します。
ETC割引料金は3種類ある
高速道路を走行する際に、ETC(自動料金収受システム)を使うと料金を抑えられます。ETC割引は3種類あり、下記のとおりです。
※東日本高速道路株式会社 ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ「ETC割引・各種割引」をもとに筆者作成 これらの割引は、東京や大阪などでは適用外になるため、近くにお出掛けの際は、割引エリアに該当しているかをNEXCOの公式ホームページで確認しましょう。なお、複数の割引条件にまたがる場合は、最も割引率が高いものが適用になります。
東京~仙台宮城を3つのパターンで紹介
ここからは、具体的なエリアで料金を見ていきましょう。今回は、休日の深夜・平日の朝・休日の朝に出発する3つのパターンを想定して、料金を比較します。なお今回は、東京から仙台を目指します。 今回は、NAVITIMEの料金検索を用いて算出します。ルートは、東京IC(東名高速道路)から東名川崎IC~東京IC(首都3号渋谷線)~大橋JCT~熊野町JCT~板橋JCT~江北JCT~川口JCT(東北自動車道)を経由して、仙台宮城ICで降ります。かかる時間はいずれも休憩時間や渋滞を加味せず4時間30分ほどです。
上記の料金から、割引の有無で約2000円の差があることが分かります。
連休も高速道路割引料金は適用される?
「連休は割引があるの?」と気になる方も多いでしょう。ここでは、前年度の連休実績を紹介します。 ■2023年4月~2024年1月の連休は休日割引適用なし 2023年の4/29・30、5/3~5/7、8/11~8/13、12/30~1/3の連休は、割引の適用がありませんでした。そのため、2024年も、連休は休日割引が適用されない可能性があるでしょう。連休中は混雑が予想されるため、割引は設けられていない傾向にあります。