2023年マカオ文化産業の付加価値総額が対前年24.5%増に
マカオ政府統計・センサス局は11月19日、昨年(2023年)マカオの文化産業調査結果を公表。 昨年マカオで営業中の「クリエイティブデザイン」、「文化パフォーマンス」、「芸術コレクション」、「デジタルメディア」の4つの領域で構成される文化産業の事業所数は前年から112ヶ所の2866ヶ所、従業員数は15.3%増の1万3976人だったとのこと。 マカオ政府が文化産業の発展を引き続き後押しし、アフターコロナでマカオ経済の回復も進む中、業界の合計サービス収入は47.9%増の87.2億パタカ(日本円換算:約1683億円)に上り、コロナ前2019年との比較でも10.0%増に。業界の経済貢献度を反映する付加価値総額についても24.5%増の29.0億パタカ(約560億円)となった。 領域別では、デジタルメディアのサービス収入が23.0%増の37.8億パタカ(約729億円)で、全体の43.3%を占めた。また、マカオで開催されるコンサートが顕著な増となったことを受け、文化パフォーマンスのサービス収入は214.6%増の23.5億パタカ(約453億円)、全体に占める割合も14.3ポイント上昇の27.0%に達した。