中居正広だけでなくプロデューサーも“しっぽ切り”か…「国会追及」案に株価下落で迫られるフジテレビ
国会で追及すべきだと思います
元『SMAP』中居正広の“9000万円女性トラブル”問題について、元衆議院議員でNHK党の副党首である丸山穂高氏が渦中のフジテレビに対し苦言を呈した。 【写真あり】「大勢いるべよ」中居正広が恋人とのハワイ旅行で”ブチギレ”た「裏の顔」 「中居さんと親密なフジテレビの編成局幹部A氏が、複数人の飲み会に元フジテレビ局員のX子さんを誘い、当日にドタキャン。中居さんとX子さんは二人きりになり、性的被害が起きたとされています。 他の女子社員らも被害にあっている疑惑が報じられ、フジテレビ幹部が権力者である中居さんに“上納”していた疑惑が浮上。対してフジテレビは、公式サイトで“一切関与していない”と正式に否定しています」(女性誌記者) 丸山氏は1月7日、自身のユーチューブチャンネルに『中居正広氏トラブルに新情報!? フジ隠蔽なら国会で免許取り消し追及すべき』という動画を投稿。8日に発売された週刊文春の内容を基に 「本当に文春が言うのが事実でフジテレビこのまま何もきちんと説明もせず隠蔽するんならこれ国会で追及すべきだと思いますし、最終的にこんなもんホンマだとしたらね、もう免許取り消しにすべき話だと私は思う」 さらに、X子さんは中居からの被害を上司にも相談していたという記事に対し 「フジテレビ揉み消してますやん。説明責任果たせよ」 と見解を述べた。 ◆1月の通常国会でアピールする野党も フジテレビの公式サイトによれば、同社は1997年に東証一部に上場。’22年4月に認定放送持株会社フジ・メディア・ホールディングスが東証プライム市場に移行と書かれている。 「上場企業なので株主の声は強い。今後の株主総会も紛糾する可能性があるでしょう。中居さんの記事が出た頃の12月20日は同社の株価が1848円(終値)でしたが、フジテレビ社員の関与が疑われ始めると下落。すべてこの騒動のせいではないでしょうが、1595円(1月9日)まで下がっています。このまま誰も責任を取らずにシラを切り続けると、損失を出した株主は黙っていないでしょう」 フジの株主の上位構成をみると、東宝や文化放送、NTTドコモなどの大手企業だけでなく、投資信託銀行の名前がズラリと並ぶ。さすがに中居の騒動が株価下落の要因とみたら、厳しい対応を迫ってくるだろう。 「さらに今月から通常国会が始まりますので、少数与党をさらに追い詰めるために、野党は放送免許を管轄する総務大臣などを追及してアピールする可能性があります。フジテレビごと沈む前にA氏だけに責任を押し付け“トカゲのしっぽ切り”に動くかもしれませんが。ただA氏はフジテレビのバラエティに多大な貢献をしたことも事実。今後どう舵を切るのか注目です」(テレビ局関係者) 被害者が声を上げているにもかかわらず、完全否定してシラを切り続ければ、ネット上は相反して炎上しつづけるというジレンマはある。さらにいえば「#MeToo」として他の女性社員も週刊誌にリークするという“雪崩”が起きる可能性もある。 CMだけでなくテレビやラジオのレギュラーも、ほぼ壊滅的となった中居。彼だけでなくフジテレビも、このままダンマリを通すつもりなのだろうか……。
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