オリックス 海外FA権行使の九里と電撃合意 福良GM「先発層を厚くするという意味で」複数年契約の見通し
オリックスは12日、広島から海外FA権を行使した九里亜蓮投手(33)と選手契約を締結したと発表した。背番号は「22」となる。後日、入団会見が行われる予定だ。 報道陣の取材に応じた福良GMは「先発層を厚くするという意味で。やっぱり1年間ローテを守るだけの力はあると思っているので」と経緯を説明。交渉の場では「長くやりたい、1年しっかりローテで回りたい」と九里から思いを告げられたという。 複数年契約での契約締結となる見通し。九里は亜大から13年ドラフト2位で広島に入団。21年は13勝を挙げ、セ・リーグ最多勝に輝くなど、先発ローテの柱として活躍した。 通算71勝67敗で防御率3・49。今季は7勝10敗だったが、先発として23試合に登板した。