小学生が山田ねずみ大根の収穫
びわ湖放送
草津市の小学校では、校内にある畑で、児童たちが育てた地元の伝統野菜「山田ねずみ大根」の収穫が行われました。 草津市立山田小学校の畑です。2日は、2年生・52人が育てた地元の伝統野菜「山田ねずみ大根」を収穫していきました。 「山田ねずみ大根」は、草津市北山田地区で古くから栽培されている大根で、15センチから25センチという小ささと、ねずみの尻尾のように、根の先が細く伸びているのが特徴です。 ただ近年、高齢化などのため、生産者が減少し、北山田野菜流通センターによりますと、現在は2軒の農家が生産しているのみだということです。このため、学校では、生産者が減少している現状を知り、児童たちが、種から栽培して、実際に食べることで地域ならではの野菜「山田ねずみ大根」の良さを再発見してほしいと、今年初めて大根づくりに挑戦しました。また畑の土には、隣接する給食センターの残飯から作られた堆肥も使用されています。 収穫された「山田ねずみ大根」は、児童たちが授業で調理して食べるなどするということです。
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