【速報】誕生日プレゼントくれた部下を殴る「照れ隠しで…」&柔道で絞め技かけ加療2か月のケガ…大阪府警の警察官2人が停職1か月の懲戒処分
大阪府警は4日、部下に暴行を加えて大ケガをさせたなどとして、警察官2人を停職1か月の懲戒処分にしたと発表しました。 大阪府警によりますと、地域部に所属する52歳の警部の男は今年8月、大阪府内の飲食店で同僚との飲み会をしていた際、自身の誕生日祝いのプレゼントを渡してきた40代の部下の男性の顔をいきなり殴ったということです。 部下の男性はあごを打撲するなど全治約4週間のケガをしました。 警部は任意の調べに対し、「誕生日を祝われた高揚感で、照れくさくて部下を殴ってしまった。照れ隠しで殴ったらヒットしてしまった」と話しているということです。 警察は傷害の疑いで警部を書類送検し、4日付で停職1か月の懲戒処分としました。警部は同日、辞職しました。 また、豊中南署に勤務する38歳の巡査部長の男は今年8月、柔道の稽古中、20代の男性巡査に対して絞め技「送り襟絞め」をかけて、顎関節炎など加療約2か月のケガをさせたということです。 巡査部長は3分間にわたり、巡査が「参った」と言っても絞めたり、緩めたりを繰り返していました。 他の警察官が上司に報告して、事件が発覚し、巡査部長は任意の調べに対して、「以前から横柄な態度が気に入らず、寝技で絞め技をかけて懲らしめようと考えた。必要以上に絞め技を繰り返し、柔道の技を超えたものだった。大変被害者に申し訳なく思っている」と話しているということです。 警察は巡査部長を傷害の疑いで書類送検し、4日付で1か月の停職処分としました。 大阪府警の津川浩徳監察室長は、「いずれの事案も警察官としてあるまじき行為であり、厳正に処分しました。今後、職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。