開会式 盛岡大付が堂々行進 あす、石岡一戦に意気込み /岩手
<第91回センバツ> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)が23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式では、2年ぶり5回目のセンバツとなる盛岡大付の選手たちが出場32校中29番目に登場。大観衆が見守る中、プラカード担当の中屋敷彩音マネジャー(3年)を先頭に足並みをしっかりとそろえ、堂々とした行進を見せた。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 スタンドからは、選手たちの雄姿を家族らが見守った。野球部の父母会会長で木内優成投手(3年)の父健夫さん(42)は「甲子園球場で子どもたちがプレーできることに感動している。試合本番では緊張すると思うが、堂々と、楽しんでやってほしい」と話した。 開会式の後、及川温大主将(3年)は「昨日(のリハーサル)より甲子園独特の雰囲気があったが、腕もしっかりと上がって、練習の成果を出せた」と満足げ。初戦となる25日の石岡一(茨城)戦に向け「今までやってきたことを出せる準備をしたい」と意気込みを語った。【日向米華】