賞金王争いは平田憲聖、金谷拓実ら6人に 石川遼ら4人は日本シリーズJTカップで優勝が絶対条件
◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 最終日(24日、高知・Kochi黒潮CC=7350ヤード、パー72) 今季男子ツアーは次週のメジャー、日本シリーズJTカップ(28日開幕、東京よみうりCC=報知新聞社主催)を残すのみとなった。賞金王の可能性があるのは平田憲聖、金谷拓実、今平周吾、岩田寛、木下稜介、石川遼の6人のみ。今平、岩田、木下、石川の4人は優勝が絶対条件。木下までの3人はほかの選手に関わらずキングとなる。石川のみ、平田が3位以下の場合に15年ぶり戴冠が決まる。 賞金ランク1位の平田と同2位・金谷は今大会、ともに16位でフィニッシュ。2人の賞金差は変わらず、288万9657円のままとなった。これにより仮に次週、平田が30位に終わった場合でも、金谷は2人までの8位タイがマストとなった。逃げ切りを図る平田はこの状況を「楽しめている。ほかの選手のスコアを見て、どう思ったとかはなかった。来週も楽しんでやれると思う」と話した。一方の金谷は「できれば差を縮められたら良かったが、終わったこと。切り替えて最後、自分らしいプレーを出し切れたら」と次週へ意気込んだ。最終戦までもつれた今季の賞金王争い。師走の東京よみうりCCで熱き戦いが繰り広げられる。
報知新聞社