8年ぶり電子投票で市長選 大阪・四條畷、15日告示
大阪府四條畷市は、任期満了に伴う15日告示の市長選に電子投票を導入する。全国で8年ぶり。開票作業にかかる時間と人員を減らすのが狙いで、一般的なタブレット端末を使う。システムトラブルを避けるため、ネットワークに接続しない形で実施する。国が端末の要件を緩和してからは初めてで、他の自治体に広がるかどうかの試金石となる。 市長選は22日投開票で、2期目の現職東修平市長(36)が後継指名した元市職員銭谷翔氏(36)と、元市議渡辺裕氏(50)の2新人による選挙戦となる見通し。 電子投票は2002年、地方選に限り解禁され、青森県六戸町で実施した16年が最後となっている。