男性警察官の育児休業取得率は93.1% 県警で育児や家事の分担のコツなど学ぶ《長崎》
NIB長崎国際テレビ
男性警察官に、育児休業の取得などを通じて子育てに積極的に参加してもらおうと、県警で研修会が開かれました。 (講師) 「家事、育児は夫婦協働して取り組むもの」
研修会は県警が毎年開いていて、妻が妊娠中もしくは、小学生以下の子どもがいる男性職員およそ120人が参加しました。 県警の男性職員の育児休業取得率は5年前は1%でしたが、昨年度は66.3%まで上昇。 今年の取得率は93.1%と高水準となっています。 (講師) 「産休の育児は、子どもは容赦なく泣いたり、何でも構ってくれとなるので、(妻は)意外と息つく暇もない」 研修会では、育児休業の制度の内容や育児や家事の分担のコツなどを学びました。
(40歳の参加者) 「子どもが生まれて、すぐくらいに単身赴任になって家族には苦労をかけた。(育児休業で)生まれた子どもとゆっくり向かい合える時間が作れることはいいこと」
(県警警務課企画第一係山本 千春係長) 「みんなで支え合って育児休業も取れる、メリハリをつけて働けるというところで、皆さんにも警察にいいイメージを持ってもらえれば」 県警では、育児休業などで1か月以上の欠員が生じる場合、本部から支援要員を派遣し、職場のサポートも行っているということです。