佐賀県内の公立中の30代男性教諭 セクハラで懲戒免職 懇親会で同席の女性に複数回キス
佐賀県の公立中学校に務める30代の男性教諭が、懇親会で同席した女性教職員にセクハラ行為をしたとして、懲戒免職されました。 18日付けで懲戒免職の処分を受けたのは佐賀県内の公立中学校に務める30代の男性教諭です。 佐賀県教育委員会によりますと、男性教諭は先月、佐賀県内で行われた懇親会の1次会で、同席していた女性教職員に対し、本人の同意なく複数回キスをしたということです。2次会でも同じ行為を繰り返しました。 被害を受けた女性が同僚に相談したことで発覚しました。その後、学校や教育委員会が男性教諭に聞き取りを行い、行為を認めたため、懲戒免職としました。 男性教諭は聞き取りに対し、「酒がすすみ気分が高揚していた。被害者に精神的苦痛を与えてしまったことについて大変申し訳なく思っている」などと話しています。 佐賀県教育委員会は「信頼回復のため、職員一人一人の自覚を強く促し、服務規律の徹底に全力を挙げる」とコメントしています。また18日付けで、各市町の教育委員長と県立学校の校長宛に綱紀粛正の通知を出していて、校長会や研修会などでの指導を徹底し、再発防止に努めたいとしています。