バービー人形をモチーフにしたピンク色のケータイ「Barbie Phone」が海外で登場
通信方式は4Gに対応しているため、世界各国で使用可能です。なおデータ通信を活用するアプリは無いので4Gに対応する必要はないのでしょうが、世界各国で2Gや3Gの停波が続いているのでケータイとはいえ4G対応はこれからのモデルでは必須でしょう。日本では技適の問題がありそのままでの利用には問題がありますが、日本語対応してトイストアなどで販売したら意外と受けるかもしれません。なお充電はUSB Type-C端子を利用します。
Barbie Phoneはこの手のケータイデザインがレトロ風で新鮮ということもありZ世代を中心に人気になっているとのこと。一方では簡単機能とそのかわいらしさから子供(特に女の子)向けのケータイとして親が買い与えるケースもあるようです。Barbie Phoneが受けるのならば、男の子向けのキャラクターケータイというのも今後いいかもしれません。HMDはスマートフォンも販売していますが、Barbie Phoneに続く第二弾、第三弾のケータイもぜひ出してほしいものです。
さて実際にBarbie Phoneを使ってみると、大手メーカーの製品ということもあり、造りはしっかりとしていました。10キーの押し具合も悪くありませんし、通話の品質も良好です。折りたたむとコンパクトになるのでポケットにもすっぽりと納まりますし、123.5gと軽量なので日々持ち歩くことも苦になりません。なによりもピンク色のボディーに愛着が持てるので、機能が無いにもかかわらず時計を見たりカレンダーを表示させたりと、何かしら自然と触れてしまいたくなる魅力も感じられます。
Barbie Phoneの価格はヨーロッパで約130ユーロ、イギリスで約99ユーロ、アメリカが約130ドルで、日本円にすると約2万円です。ブランド・キャラクターモデルのケータイとして考えれば十分リーズナブルでしょう。ヨーロッパではすでに各国で品切れが続いているようで、一部の国ではスマートフォンを除くケータイ全製品の中でも一番人気になっているほどだそうです。もしかすると2024年一番の注目ケータイになるかもしれません。日本での販売は予定されていませんが、キャラクター天国である日本なら、何かしらのキャラクターとコラボしたケータイがどこかのメーカーから出てくれば楽しそうです。