東海エリアの絶景紅葉スポット そろそろ見納め!? 残暑で見頃が遅れたけど…今週末がラストチャンスに
今年は厳しい残暑の影響もあり、各地で紅葉の見頃が遅れていましたが、そろそろ見納めのようです。東海3県にある紅葉スポットの最新情報をお届けします。
5色のモミジが楽しめる「東山動植物園」 名古屋・千種区
名古屋市千種区の東山動植物園は、市内で紅葉を満喫できる名所の一つです。 植物園の温室から少し上にあがった場所にある「五色(ごしき)もみじ」というエリアでは、赤・オレンジ・きいろ・黄緑・みどりの5つの色のモミジが楽しめます。東山動植物園によると、このエリアには約200本、60種類のモミジが植えられていて、11月28日時点の色づきは4割から8割ほど。例年よりも少し遅れているということです。 他にも、モミジと日の光の見事なコントラストが楽しめる「古窯横休憩所」や、夜になるとライトアップされた紅葉が水面に映り、”映える”光景が見事な「奥池」なども、モミジ狩りにおすすめのエリア。
東山動植物園では週末に紅葉ライトアップを行っていますが、11月30日(土)・12月1日(日)が最後。あと2回しかありません。 ライトアップ実施日は、植物園エリアは夜8時半まで開園しています。東山動植物園の見事な紅葉を見納めに、出かけてみてはいかがでしょうか。
水面に映る逆さモミジが絶景「なばなの里」 三重・桑名市
三重県桑名市にある「なばなの里」のモミジはちょうど見頃を迎えています。 里内にはモミジが約400本植えられていますが、昨年から100本以上増え、壮大さが増しています。 「なばなの里」の紅葉スポットとして外せないのが、水面に映る逆さモミジが美しい「鏡池」。 午後5時にはライトアップが行われ、とっぷりと日が暮れた後は、イルミネーション・ライトアップ・紅葉が一緒に楽しめます。
町全体が黄色に染まる「祖父江ぎんなんパーク」 愛知・祖父江町
愛知県稲沢市の祖父江町は町中に1万本以上のイチョウが植えられていて、毎年、紅葉の時期になると町全体が黄金色に染まります。 「祖父江ぎんなんパーク」にあるイチョウのトンネルでは、11月30日(土)まで午後5時からライトアップを実施。 今年は残暑の影響で色づきがゆっくりで、11月28日現在で4割から5割ほど。本格的な見頃は今週末から来週にかけてになりそうです。
そして、イチョウのもう一つの楽しみといえば“ぎんなん”。祖父江町のぎんなんは粒の大きさが特徴ですが、今年は豊作だということです。 ぎんなんグルメの屋台も並ぶ「そぶえイチョウ黄葉まつり」は、12月1日(日)まで開催しています。