2試合連続50得点で中学バスケを終えた四日市メリノール学院中の白谷柱誠ジャック「より高みを目指して世界で通用する選手に」
「オールラウンダーとしてプレーできるようになりたい」
「自分は点を取っていましたが、昨日の試合は最終的に負けています。琉球U15の越(圭司)選手はチームを勝たせる力が自分よりありました。スキル、精神面でも勝たせる力を磨いていきたいです」 このように話した白谷は、次のステージとなる高校生活に向けて「どんなカテゴリーでも常に一番を目指しています。自分はここで終わる選手ではないので、より高みを目指して頑張っていきたいです」と意気込んでいる。 また、高校でも1年生からエースとしてチームを支えていきたいと考えている。「自分が進学を予定している高校には、優しく、ファーストオプションとして自分を頼ってくれる先輩たちがいます。1年生だからと引かずに先輩を引っ張れる後輩になっていきたいです」 さらに「世代でも常にトップで居続けて世界に通用する選手になりたい」と語る白谷は、理想とする選手像をこう続ける。「今、自分が目指しているのはヤニス・アデトクンボ選手だったり、アンソニー・エドワーズ選手だったりと色々なタイプの選手ですが、オールラウンダーとしてプレーできるようになりたいです。1つひとつスキルを上げていって、オフェンス、ディフェンスにリーダーシップでもチームを引っ張っていけるようになりたいです」 今大会、白谷は1人だけ別次元のパフォーマンスで周囲を圧倒した。一流のガードスキルを備えた196cmの逸材が、4月から高校1年生として再び圧倒的なパフォーマンスで試合を支配し続けてもそれは驚くべきことではない。
鈴木栄一