松山英樹が6大会連続6度目の出場、世界選抜は26年ぶり2度目の勝利へ プレジデンツ杯
世界選抜と米国選抜による対抗戦、プレジデンツカップは26日にカナダのロイヤル・モントリオールGC(7,413ヤード・パー70)で幕を開ける。日本の松山英樹が世界選抜の一員として6大会連続6度目の出場を果たす。 プレジデンツカップは1994年にスタートし、世界選抜は通算1勝12敗1分け。米ノースカロライナ州のクエール・ホローCで開催された昨年大会も12.5対17.5で敗れた。唯一の勝利はオーストラリアのロイヤル・メルボルンGCで行われた1998年大会で、丸山茂樹、尾崎直道、アーニー・エルス(南ア)、ニック・プライス(ジンバブエ)、ビジェイ・シン(フィジー)、グレッグ・ノーマン(豪)らがプレーし、丸山が5戦全勝と獅子奮迅の活躍でMVPに選ばれた。 今年、26年ぶり2度目の勝利を目指す世界選抜はマスターズチャンピオンであるマイク・ウィアー(カナダ)が主将を務め、副キャプテンには唯一の勝利を知る丸山、エルスほか、トレバー・イメルマン(南ア)、ジェフ・オギルビー(豪)、カミロ・ビジェガス(コロンビア)が選出されている。 メンバーは松山、イム・ソンジェ(韓)、アダム・スコット(豪)、トム・キム(韓)、ジェイソン・デイ(豪)、アン・ビョンフン(韓)、コーリー・コナーズ(カナダ)、ミンウ・リー(豪)、クリスティアーン・ベザイデンホウト(南ア)、テイラー・ペンドリス(カナダ)、キム・シウ(韓)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)の12人。松山は通算7勝10敗5分けと負け越しているが、米ツアーで2勝、パリ五輪で銅メダルを獲得した今年は“エース”としての活躍が期待される。 一方、ジム・フューリック主将率いる米国選抜は、スコッティ・シェフラー、ザンダー・シャウフェレ、コリン・モリカワ、ウィンダム・クラーク、パトリック・キャントレー、サーヒス・シーガラ、サム・バーンズ、トニー・フィナウ、ラッセル・ヘンリー、キーガン・ブラッドリー、ブライアン・ハーマン、マックス・ホーマという布陣。今季7勝、パリ五輪金メダル、世界ランキング1位の“最強”シェフラーを中心に10大会連続13度目の勝利に挑む。 今年も豪華メンバーを揃える米国選抜に対し、世界選抜がどこまで食い下がれるか注目したい。