父の遺品整理中「500万円」のタンス預金が出てきましたが、そのまま受け取って問題ないですよね? 兄弟の中で自分が父の「介護」をしていました
被相続人が亡くなる前から相続について家族で話し合っておきましょう
タンス預金を発見した場合は速やかに他の相続人に報告し、相続財産が相続税の基礎控除を超えるのかを確認するようにしましょう。他の相続人に報告しないことはトラブルの原因になることもあります。 また、相続税の申告の際にタンス預金を合算しないことは「相続税の申告漏れ」につながる恐れもあるので過少申告加算税や延滞税を支払う必要が出てくるかもしれません。 事例のように被相続人の介護や日常のお世話をしてきた場合は、そのことを主張して遺産分割協議の際に割合を多くしてもらうことも検討しましょう。また、被相続人に遺言書を作成してもらうことで遺産相続を円滑に進める方法もあります。被相続人が亡くなる前から相続について家族で話し合うことをおすすめします。 出典 国税庁 No.4205 相続税の申告と納税 国税庁 No.2026 確定申告を間違えたとき 国税庁 No.9205 延滞税について 国税庁 財産を相続したとき 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部