なぜ復帰? 岡田彰布氏が阪神監督退任直後に殿堂入り候補の理由
トラのレジェンド2人が同時選出なるか。野球殿堂博物館は3日、25年の野球殿堂入り候補者を発表。今季で阪神監督を退任した岡田彰布氏(67)が、エキスパート表彰の候補に復帰した。 エキスパート表彰は、昨年は選出者がいなかった。掛布雅之氏(69)が最多109票を集めたが、当選まで惜しくも2票、足りなかった。 現役時は阪神でクリーンアップを組んだ2人。阪神の前監督と新OB会長の同時選出なるか。発表は25年1月16日の予定だ。 エキスパート表彰の対象は(1)現役を引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6カ月以上経過している人、(2)現役を引退したプロ野球選手で、引退後21年以上経過した人。岡田氏は以前もエキスパート表彰の候補だったが、23年から阪神監督となったため、候補から外れた。 今季限りで監督を退いたため、今回、復帰となった。監督退任から6カ月以上は経過していないが、規約上、65歳以上の人は6カ月未満でも候補になれる。また、23年には阪神を38年ぶり日本一に導いた実績も加味され、再び候補となった。