クリスタル・パレス、快速ウィンガー獲得でマルセイユとクラブ間合意
個人間ではすでに合意済み
クリスタル・パレスはセネガル代表FWイスマイラ・サールの獲得に関して、リーグ・アンのマルセイユと合意したようだ。移籍金は1260万ポンド(約25億円)と見られる。英 『GIVE ME SPORT』が伝えている。 クリスタル・パレスは昨季の攻撃の主軸だったミカエル・オリーセをバイエルン・ミュンヘンに売却して以来、ウィングの補強を画策していた。サールとの個人的な条件はすでに合意されており、近日中にメディカルチェックが行われると見られる。 サールは現在26歳で、2016年に当時フランス一部のFCメスでプロキャリアをスタートさせ、2017年にはスタッド・レンヌに移籍した。その後、2019年にはワトフォードに加入。22-23シーズンは、リーグ戦39試合に出場し、10ゴール、6アシストをマーク。その活躍が認められ、昨夏はマルセイユに移籍した。また、2016年に18歳でセネガル代表でデビュー。これまで通算63試合に出場し、13ゴール6アシストを記録し、サディオ・マネに次ぐ逸材とも言われている。 昨季終盤にオリバー・グラスナーが監督に就任してから、快進撃を見せたクリスタル・パレス。しかし、今夏はオリーセに加え、昨季攻撃を牽引したイングランド代表MFエベレチ・エゼも移籍する可能性が高い。サールには主軸の抜けた穴を埋める活躍を期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部