巨人・阿部監督 納会ゴルフで同組・浅野に期待「飛躍する年になってほしい。もう一回、競争だと思って」
巨人・阿部監督が、浅野にレギュラー獲りを求めた。神奈川県大磯町で行われた球団納会ゴルフで同組で回り「(来年は)飛躍する年になってほしいし、レギュラーを確約されたわけじゃないから、もう一回、競争だと思って頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。 快晴の下でのラウンド。昨年の納会ゴルフでは主砲の岡本和と同組で回った指揮官は、今年は2年目の20歳とプレーし「野球の話はしてないよ。ゴルフのマナーを教えた」と言いながらも終始、和やかなムードだった。 浅野は今季、終盤の優勝争いも経験するなど40試合に出場し、打率・240、3本塁打、18打点をマーク。人生初ラウンドは119の好スコアで回り「初めは緊張したんですけど、凄く話してくれて楽に回ることができました」と充実した表情を見せた。指揮官の期待を感じているからこそ「来年、自分が打って喜んでもらいたいと思っているので頑張りたい」と力を込めた。 阿部監督が浅野にプレゼントしたウエアには「PLAY GOOFING」の文字がプリントされていた。「遊び心を持ってプレーしてほしい」という思いが込められ、浅野は「野球でもちょっと余裕を持ちながらやっていきたい」と応えた。激しい競争を勝ち抜くため、オフは自らを追い込む構えだ。(川島 毅洋) ≪スタッフサポートに感謝≫熱海後楽園ホテルで球団納会が開催され、約330人が参加した。阿部監督は冒頭のあいさつで「裏方さんがいてくれたことで優勝できたんだと、特に若い選手には分かってほしい」とスタッフのサポートに感謝。国松徹球団社長は「優勝を誇ってください。もう一段上に行きたかったのは、選手の皆さんは言うまでもない。来年やりましょう」と呼びかけた。ゴルフコンペではベストグロスは久保巡回投手コーチの79だった。