2024年版 世界で注目されるプラグインハイブリッドSUV 10選 走りと機能性に富んだPHEV
4. レンジローバー・スポーツ P460e
長所:滑らかな6気筒ガソリンエンジン、豪華なキャビンと乗り心地 短所:とにかく高価 レンジローバー・スポーツP460eの最大の魅力は、3.0L直6ターボガソリンエンジン「インジニウム」と電気モーター、そして38.2kWhの大容量バッテリーを組み合わせた、最新ハイブリッド・パワートレインだ。 電気航続距離は110km以上という驚異的なものだ。あまり重いオプション装備や大径アルミホイールを装着しなければ、メルセデス・ベンツGLC 300eと十分に相対することができる。 広々としたインテリアには、リッチな素材がふんだんに使われ、さまざまな最新技術が盛り込まれている。走行中の静粛性と快適性は、兄貴分レンジローバーとほぼ同等だが、四輪操舵(4WS)とアクティブ・アンチロールを追加することで、俊敏性とドライバビリティをさらに高めている。 決して安くはないが、最高のクルマにはめったに出会えない。
5. ポルシェ・カイエン
長所:性能の高さ、インテリアの高級感、優れた車載技術 短所:高価、洗練性では一部ライバルに見劣りする ポルシェ・カイエンは、このクラスを代表する高性能SUVであり、常にあっと言わせるようなパフォーマンスを提供してきた。しかし、最新の2024年モデル(改良された第3世代)では、ハイブリッド技術にもかなりの重点を置いている。 カイエンEハイブリッド、カイエンS Eハイブリッド、カイエン・ターボEハイブリッドと、3種類のPHEVモデルがある。前者の2モデルは、V6ターボガソリンと電気モーターを組み合わせ、S Eハイブリッドで合計出力500psを発生し、0-100km/h加速を5.0秒弱で走破する。 一方、ターボEハイブリッドはPHEVとしては珍しくV8エンジンを搭載し、合計出力700ps超、0-100km/h加速わずか3.7秒、最高速度は290km/hに達する。 インテリアも一新され、上質な素材とデジタル技術を満載している。これほど明確かつ直接的なスポーツ性能を誇るSUVは他にない。