2024年版 世界で注目されるプラグインハイブリッドSUV 10選 走りと機能性に富んだPHEV
2. BMW X5 xドライブ50e
長所:乗り心地とハンドリングが良好、十分な電気航続距離、スムーズでパワフルな直6エンジン 短所:7人乗りのオプションがない、トランクスペースが少し狭い 最近改良新型が導入されたBMW X5は、クリーミーでなめらかな3.0L直6エンジンを電気モーターと連動させることで、驚異的なパワーと低いランニングコストを両立している。 合計出力490psと非常にパワフルで、モーターが低速から太いトルクを発揮してくれるため、街乗りでも爽快な気分にさせてくれる。25.7kWhバッテリーにより、X5 xドライブ50eは最長105kmを電気だけで走行することができる。 車重2495kgとかなり重いが、従来のX5と同じくらいよく走る。洗練されているだけでなく、質量をうまくコントロールし、大型車としてはすっきりとして落ち着いたハンドリングを見せる。 駆動用バッテリーで3列目シートは装備できず、トランク容量も小さくなるが、それでも実用性は十分に高い。
3. キア・スポーテージPHEV
長所:比較的高いコストパフォーマンス、特徴的な外観、インテリアの質感も上々 短所:乗り心地とハンドリングはあまり期待できない エンジンとモーターを搭載し、大きな駆動用バッテリーも備えたPHEVは、一般的に安くはない。燃費や税金面でメリットがあるとしても、高い価格に躊躇してしまうこともある。 従って、PHEVでコストパフォーマンスを追求するなら電気航続距離と価格を両立させなければならない。キア・スポーテージPHEVは、65km以上の電気航続距離を持ち、なおかつライバルに比べて手頃な価格設定を特徴とする、実用的なファミリーカーだ。 かなりコンパクトな部類に入るSUVだが、後部座席も大人がしっかり座れる広さがあり、インテリアの品質も高い。パワートレインは、48Vマイルドハイブリッドやフルハイブリッド、1.6LガソリンベースのPHEVが設定されている。中でもPHEが最もパワフルで、安価なフルハイブリッドよりも性能とドライバビリティが優れている。 やや無機質なハンドリングには喜びを見いだせないかもしれないが、スタイリングは実に個性的であり、所有感は高い。