11位転落のトッテナム、ポステコグルー監督解任の可能性も?今後2試合がカギに…
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、直近の成績からその将来に暗雲が立ち込めているようだ。 【順位表:プレミアリーグ】 昨季から指揮を執るポステコグルー監督の下で2シーズン目を迎えたトッテナム。しかし、直近の公式戦7試合でわずか1勝(2分け4敗)にとどまると、プレミアリーグでも勝ち点20のまま11位に転落した。こうした状況からポステコグルー監督へのプレッシャーは高まっており、前節にはファンと激しく衝突する姿も話題に。さらに一部ファンからは攻撃的なスタイルを貫き続ける姿勢にも疑問の声が上がっている。 そして『BBC』のニザール・キンスラ記者によると、ポステコグルー監督の将来は今後2試合がカギを握るという。12日のヨーロッパリーグ・レンジャーズ戦、15日のプレミアリーグ第16節サウサンプトン戦が極めて重要な一戦になると伝えている。 現在ポステコグルー監督は4年契約の18カ月目を迎えているが、ダニエル・レヴィ会長や選手たちと良好な関係を築いており、本人と側近も即座に解任されることはないと確信を持っている模様。しかしキンスラ記者は、レヴィ会長が5年間で5人の監督を解任したことを指摘しつつ、「レヴィと側近たちが何を考えているかはわからない」と指摘している。 またファンの間では、ポステコグルー監督の攻撃的なスタイルを貫き続ける姿勢やセットプレーコーチを置かないことに対して不満が募っているとも。さらに、選手層の問題からオーナーへの批判も高まっているようだ。 キンスラ記者は、「ポステコグルーは今週、将来について精査される中で未知の領域に足を踏み入れる。最終決定はレヴィ会長が行う予定だ」と伝えている。今後2試合が将来を左右する可能性がありそうだ。