菅野智之、オリオールズへの移籍決定、単年20億で合意…チームがSNSで正式発表、日本語で「ようこそ」
米大リーグ、オリオールズは16日、巨人から海外FA権を行使した菅野智之投手(35)を獲得することを発表した。球団の公式SNSに日本語で「菅野智之投手、オリオールズへようこそ!」と記した。ESPNのジェフ・パッサン記者によれば、1年総額1300万ドル(約20億円)で合意したという。 ◆ようこそ菅野智之…オリオールズ公式が歓迎ポスト【写真】 オリオールズは今季、ア・リーグ東地区2位でプレーオフに進んだ強豪。伸び盛りの若手が多く、23年は同地区で9年ぶりの地区優勝を果たした。ただ、ポストシーズンでは2年連続プレーオフ初戦で敗退している。 今オフはエースのコービン・バーンズがFAとなり、退団する可能性がある。先発の補強が急務で、今月のウインター・ミーティング中にブランドン・ハイド監督は「オフの補強で先発を改善しようとしている」と話していた。東海岸のメリーランド州ボルティモアに本拠を置くオリオールズは、日本選手では巨人OBの上原浩治さんや藤浪晋太郎投手が所属していた。 菅野は今季、巨人で15勝3敗、防御率1.67と復活を遂げ、セ・リーグMVPにも輝いた。
中日スポーツ