【巨人】甲斐拓也の獲得を発表 4年ぶりのFA補強 田中将大、マルティネスに続く超大物が加入
巨人は17日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也捕手と合意に至ったと発表した。 【写真】阿部監督「何で甲斐くんが欲しいかって…」理由を激白 阿部巨人に頼もしい扇の要が加わった。甲斐は楊志館から2010年育成ドラフト6位でソフトバンク入り。13年に支配下選手に昇格し、17年から8年連続で100試合以上に出場した。堅守とパンチ力を秘める打撃でベストナイン3度、ゴールデン・グラブ賞を7度獲得。侍ジャパンとして21年東京五輪、23年WBC優勝にも貢献し、球界を代表する捕手として活躍してきた。 今季の捕手陣は岸田が72試合、小林が36試合、大城卓が34試合、山瀬が1試合と先発マスクを分け合った。阿部監督は甲斐について「絶対的な司令塔がいればチームにとっても、とてつもない安心感がある。そういう支柱が欲しい」と熱烈ラブコール。直接交渉の場にも出席し、熱意を伝えてきた。 巨人のFA選手獲得は20年のDeNA井納、梶谷以来、4年ぶりとなった。ライデル・マルティネス投手(前中日)、田中将大投手(前楽天)に続くスターの加入。来季の連覇と日本一奪回に向け、着々と戦力整備を続けている。
報知新聞社