センバツ2024 選手紹介/1 星稜/敦賀気比/日本航空石川 /石川
◇一球に懸ける 3月18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に、北陸3県から星稜(金沢市)、敦賀気比(福井県敦賀市)、日本航空石川(石川県輪島市)の3校が出場する。石川県を中心に能登半島地震による大きな被害が出ている中、一球に懸ける選手たちの特徴や甲子園への思いを随時紹介する。【深尾昭寛、高橋隆輔、野原寛史】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ◇星稜 佐宗翼投手(2年) 177センチ、73キロ▽左投左打▽星稜中▽昨秋の明治神宮大会決勝を完投で制したエース左腕。最速143キロの直球やスライダーなどを武器に、制球よく打たせて取る。目標はずばり「優勝」。 ◇敦賀気比 竹下海斗投手(2年) 178センチ、72キロ▽左投左打▽福井県大野市立上庄中▽チェンジアップを決め球に、投球は緩急自在。直球は最速140キロに達した。バント処理も巧みで、マウンド度胸も身につけた。 ◇日本航空石川 蜂谷逞生(たくま)投手(1年) 178センチ、75キロ▽右投右打▽千葉県八千代市立勝田台中▽小学生で捕手、中学生で外野手と投手を経験。最速143キロの真っすぐが武器。センバツでは「直球で三振をたくさん取りたい」。