「いや!おうちかえんない!」ごねる子ども→祖母がかけた「レッドサラマンダーで遊ぼう」が最強のパワーワードだと万バズの反響【漫画家に聞く】
育児中は子育てで大変だが、社会に出て仕事をしている時とは違う世界が見える。今しか見れない子どもの成長を漫画として記録に残す、おしそ(@_______aona)さん。ある日、公園で「まだ遊びたい!」とグズる子どもに、連れてきたばあばが「困ったわねぇ」と言いながら、パワーワードを炸裂させたエピソードには万バズの反響が…!今回は、日常エッセイ漫画を描くおしそさんに話を聞いた。 【漫画】本編を読む ■些細な出来事や幸せを拾っていく…それがなぜかたくさんの共感を呼ぶ! ある日の夕方、そろそろ帰ろうとと子どもに言うと「いやぁぁぁ、おうちかえんない!」とごねていた。遊びに夢中になっているときは、当たり前だが、困惑するのは、子どもを連れてきたばあばだった。そこで閃いたのは「レッドサラマンダーで遊ぼう!」という提案。レッドサラマンダーは、全長8メートルの無限軌道災害対応車のことで、荒地やぬかるみなど凸凹した地面や瓦礫、土砂がたまった場所でも走行することができる車両だ。サラリと最強パワーワードが出せるほど普段から子どもと遊んでいる光景が思い浮かび、「ばあば、言葉選びの達人」「子どもの最先端を知っている」とコメントが届いた。 おしそさんがエッセイ漫画を描き始めたきっかけは「子どもが産まれてから、暗いニュースやいつも誰かが誰かを責めているSNSなどを見るのが辛くなって離れた時期がありました。しかし、家族以外との関わりがほとんどなくなってしまうことも寂しく、夫がiPadを買ったときに『何でもいいから始めてみよう』と、お絵描きアプリをダウンロードしたことが始まりでした」と教えてくれた。 些細な幸せを拾っていき、それが共感のタネとなる。そんなおしそさんの描く漫画には、コメント欄にツッコミもあり、読んでいておもしろい。その部分には「お節介な苦労人は、いつどんなときでも、表彰されて欲しいと思っています(笑)」と語った。 最後に「写真や動画に残せなかった日のこと、ほっこりしたこと、大きなひとりごとのようなものばかりを細く長く続けたいと思っています。誰かのどうでもいい、なんでもないことしか見たくない、のタイミングに入り込めたら幸いです」とメッセージを寄せてくれた。 取材協力:おしそ(@_______aona)